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損害保険リサーチ会社(調査会社)の調査を受けるとき

損害保険リサーチ会社(調査会社)の調査が信用できないからといって、調査を受けないでいると、交渉が進みません。
あるいは、加害者本人の言い分だけで、事故状況を決めつけられ、過失相殺率を不利に扱われるかもしれません。

そこで、やむを得ず、調査を受ける場合が多いと思うのですが、面談するのであれば、面談の結果をできるだけ正確に報告書に残してもらうことが必要です。

面談の様子を録音、録画しておけば、報告書が正確でないときに、誤りを正すことが容易です。
しかし、調査会社の調査員に録音していいか尋ねても、録音を認めた例はないと言われるでしょう(先日、そのように言われました。)。

そうであれば、話した内容をメモに残すことが有効です。
とはいっても、面談を受けながら、自分でメモをとるというのは、実際のところ、無理でしょう。
そこで、弁護士が立ち会い、弁護士がメモをとるという方法が考えられます。ちなみに、調査会社は、弁護士の立ち会いは拒みません。
弁護士が記録したメモなら、信用性も高いと考えられます。
しかも、弁護士が立ち会えば、被害者本人の話しが曖昧だったり、誤解したりした場合に、弁護士から修正を促すことが可能です。

では、弁護士が立ち会えない場合はどうするかというと、事前に、事故状況について、弁護士と良く打合せをして、事故状況について自分が話すことを、あらかじめ弁護士に書面にまとめてもらいます。その書面を調査員に渡して、その上で、面談を受けるという方法が考えられます。