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病院を変わっていいのか

続いて、NBCラジオ「情報コンビニ午後ゴGO!!!」5月オンエア分です。

Question
交通事故に遭ったので、事故現場に近い病院を受診しました。でも、通うのが大変です。近くの病院に変わってもいいのですか。

Answer
事故直後は、近くの大きな病院で、X線などの検査もしてもらった方が安心です。
でも、自宅から遠かったり、仕事の関係などで、続けて通院することが難しいということも多いでしょう。
そういうときは、近くの診療所に変えて構いません。
一応、加害者側の損保には、一言、連絡を入れておきましょう。

そのとき、注意することは、怪我を専門に扱うのは、整形外科だということです。内科はもちろん、外科も専門ではありません。頭を強く打ったときは、脳神経外科での検査も必要ですが、続けて通うのは整形外科です。
科を間違うと、よく診てもらえないことがあります。

また、大きな総合病院よりも、地域のこぢんまりとした診療所の方が、交通事故に多いむち打ち損傷などはよく診てもらえることが多いようです。
大きな総合病院だと、より重症な患者が中心なので、むち打ち損傷などだと、1か月に1回経過を見る程度の治療しかしないこともあります。それでは、損保会社から、軽い怪我だと勘違いされることにもなりかねません。
それよりも、地域の診療所に週に2~3回通う方が、症状の経過もきちんと把握してもらえますし、それが、後の損害賠償にもつながります。休業損害や慰謝料といった損害賠償の計算をするときに、通院期間、通院日数が問題になるのです。

そんな医療が絡んだ賠償問題だと、医療に詳しい弁護士に相談することをお勧めします。原総合法律事務所では、医療事故に20年来取り組んでいるので、医療が関わる相談にも対応できます。