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赤い本とは?@交通事故用語解説

赤い本(あかいほん)

「民事交通事故訴訟 損害賠償額算定基準」(財団法人日弁連交通事故相談センター東京支部発行)のことです。通常の書店では販売されていません。

(1)治療関係費、付添看護費等項目ごとに、どの程度の損害賠償を求めることができるか
(2)当該事故類型では、双方にどの程度の過失割合が認められるのか
を調べるための本であって、その内容については、交通事故を専門に扱う東京地裁民事27部の見解が反映されています。

この本は、3種類ある賠償金の算定基準のうち最も高い裁判所基準(裁判をすれば認められる基準)が載せてあります。当案内ダイヤルで受任をした際に、この本を基準として提示をしますが、相手方損害保険会社などは、これよりも低い損害保険会社の基準や、さらに低い自賠責保険基準という基準で賠償金提示をしてきます。

そういった理由により、相手方損害保険会社からの提示があった場合は、先ず専門家である弁護士に相談されてみてください(まずは、お気軽に案内ダイヤルにお電話されてください)。弁護士にて、この赤い本を基準におおよその算定金額をお伝えすることができるかと思います!