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ホーム法律の話(ブログ)交通事故よく問題となる傷病名から(医学的基礎) > 前十字靱帯損傷の診断(ラックマンテスト)

前十字靱帯損傷の診断(ラックマンテスト)

前十字靱帯損傷について、もっとも有効といわれている徒手不安定検査が、ラックマンテストです。

膝を20~30°くらい曲げて、太腿を片手で支え、もう片方の手でふくらはぎをもって、脛骨(すね)を前方に引き出します。
正常な前十字靱帯だと、脛骨を前に引っ張ったとき最後にコツンという硬い抵抗があります(end pointといいます。)。
ところが、前十字靭帯が損傷していると、このend pointがなく、「グニャ」という感じがします。

と、言葉で説明しても分からないと思うので、YouTubeの動画を紹介しておきます(→例えば、こちら)。

ほかにも、前十字靱帯損傷の診断に使われる徒手不安定検査として、前方引出テストや軸移動テスト(pivot-shift test)などありますが、まずはラックマンテストです。

でも、このテスト、動画を見ると、何だか痛そうだし、怖そうだと思いませんか。
実際、けがをして間がないと、痛みのために、テストすることができません。
また、恐怖から、反射的に周囲の筋肉を収縮させ、end pointがあるかのように感じることがあるとされます。

前十字靱帯損傷の診断にもっとも有効とされるラックマンテストも、絶対というわけではありません。
でも、ラックマンテスト(-)と診断書や後遺障害診断書に書いてあると、損保会社は、前十字靱帯損傷を否定してくることがあります。
前十字靱帯損傷を診断した医師に、どうしてそう診断できるのか、よく聞いてみることが必要です。