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ホーム法律の話(ブログ)交通事故よく問題となる傷病名から(医学的基礎) > 腱板断裂とはどういう病気か

腱板断裂とはどういう病気か

改めて、腱板断裂とはどういう病気か確認しておきます。

その前に、「肩腱板」が何かということですが、肩の骨と腕の骨(肩峰と上腕骨頭)の間にあって、腕を上げたり、腕を捻ったりするときに働く筋肉の束が腕の骨(上腕骨頭)にくっついている部分をいいます。
その筋肉の束は、棘上筋(きょくじょうきん)、棘下筋(きょくかきん)、小円筋(しょうえんきん)、肩甲下筋(けんこうかきん)という4つの筋肉でできています。4つの筋が、上腕骨に幅広くくっつき、板のような腱になっているので、肩腱板といいます。ちなみに、筋肉が骨につく部分を腱といいます(一番、知られているのが、アキレス腱ですね。)。

この腱板が傷付き、ちぎれた状態が腱板断裂です。
といっても、完全に切れて、切れた筋肉が短くなってしまう完全断裂もあれば、腱の一部が切れていても、つながってはいる不全断裂があります。

と言葉で書いても分かりにくいと思うので、見て分かるものとして、例えば、次のウェブサイトを参照してみてください。
日本整形外科学会 症状・病気をしらべる「肩腱板断裂」
川﨑市立川崎病院 腱板断裂について