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ホーム法律の話(ブログ)交通事故よく問題となる傷病名から(医学的基礎) > むち打ち損傷という呼び方

むち打ち損傷という呼び方

交通事故の相談で一番多いのは、やっぱりむち打ち損傷の相談でしょう。
ムチウチ・むち打ち・鞭打ち(いろんな変換が出てきます。)という、あれですね。

でも、診断書とか診療録(カルテ)を見ると、病名としては、外傷性頚部症候群とか頚椎捻挫、頚部捻挫と書いてあるんですよね。

どうして、呼び方がいろいろなんだろう。呼び方なんてどうでもいいという気もしますが、結構気にもなったりして。

マニアックな知識ですが、日本整形外科学会用語委員会では、むち打ち損傷と定めています(『整形外科学用語集〔改訂第7版〕』→この本)。そこで、整形外科学の教科書などでは、むち打ち損傷と書いてあります。

でも、実際に診療にあたる医師は、外傷性頚部症候群とか頚椎捻挫、頚部捻挫と書くんですよね。むち打ちと言われる動き以外でもむち打ち損傷は起こるからとも説明されていて、なるほどという気もするのですが(実際、むち打ちのようには動かない軽い事故でも症状は表われます。こんな軽微な事故では、症状は表われないという損保会社の主張を否定する理由には使えます。)。

で、私は、どの呼び方を使っているかというとむち打ち損傷です。学会の公式な用語を使っていれば、間違いはないだろうという安易な考えですが。