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裁判に踏み切るとき-交渉の決裂
交渉を続けてきたけれど、交渉ではこのあたりが限界みたいで、でも納得できないしというときには、交渉を打ち切って、裁判に踏み切ることがあります。 弁護士が代理した場合でも、ほとんどの場合、最初の損保会社側からの提案は、増額の […]
裁判を選ぶしかない場合
前回、原総合法律事務所では、まず交渉で受任することが多いと説明しました。 しかし、例外的に、最初から裁判を起こす前提で受任する場合もあります。 例えば、加害者側に自動車保険(任意保険)がなく、自賠責だけの場合です。自賠責 […]
裁判を勧めるか、交渉を勧めるか-弁護士のスタンス
前回、弁護士に相談するとき、裁判をする前提でなくて構わないと説明しました。 ただ、弁護士によって、より裁判を勧める傾向が強いか、より交渉を勧める傾向が強いか、違いがあるようです。 ホームページで裁判を原則とすることを謳っ […]
裁判に踏み切るとき-弁護士へ依頼したとき?
弁護士に依頼するのは裁判をするときだと思っている方がまだおられます。 しかし、そんなことはありません。 ほとんどの場合、弁護士が依頼を受けて、まず行うのは、損保会社との交渉です。 最初から、裁判を起こす前提で依頼を受ける […]
将来の予定された治療
例えば、顔面を打撲し、歯が折れ、顎の骨を骨折したとします。顎の骨折が治り、十分な堅さを取り戻した後でないと、抜歯などの歯の治療ができないことがあります。 このような場合、いったん示談(和解)すると、予想外の再手術のような […]
後遺障害分を除いた和解
示談(和解)後の追加請求が認められるのは例外的な場合なのですが、示談(和解)時に追加請求を前提としていた場合には、もちろん追加請求も認められます。 例えば、後遺障害分を除いて、症状固定までの損害について、先に示談(和解) […]
示談後の追加請求が認められる要件
示談後の追加請求が認められる場合はあるのですが、例外的な場合ですから、その要件について、裁判所は、かなり厳しく考えています。 最高裁の昭和43年3月15日判決は、その要件を次のようにまとめました。 1 全損害を正確に把握 […]
示談後の追加請求
示談(和解)するときに時々聞かれる質問として、いったん示談(和解)した後に、予想外の再手術の必要が出てきたり、後遺症が出てきたときはどうなるのかというのがあります。 確かに、示談(和解)というのは、損害賠償の額に争いがあ […]
裁判になると裁判所に行かないといけない?
この質問もよく聞かれる質問です。 代理人に弁護士がつけば、そのための代理人ですから、原則としてご本人が裁判所に出頭する必要はありません。 裁判所での手続は、弁護士が代理します。 その準備のための打合せを弁護士としていただ […]
裁判に負けると相手の弁護士費用を支払わないといけない?
この質問、ときどき受けます。 交通事故の被害者の場合、裁判でゼロで終わることはほとんど考えられないので、完全に「負け」ということはまずありません。 だからでしょう、交通事故の被害者に限っていえば、裁判を起こす前に、負けた […]