外貌の醜状障害の後遺障害等級
外貌の醜状障害の後遺障害等級の認定基準はこうなっています。 7級 外貌に著しい醜状を残すもの 9級 外貌に相当程度の醜状を残すもの 12級 外貌に醜状を残すもの といっても、抽象的でよく分かりません。 こういうとき、自賠 […]
外貌の醜状障害の場合、逸失利益が認められるか?
醜状障害は、それによって身体の動きに影響があるというものではありません。 そこで、醜状障害は労働能力に影響を与えないとして、逸失利益を認めない考え方が、以前は多かったように思います。 しかし、最近の裁判では、醜状障害につ […]
既存障害と加重障害(まとめ)
しつこく、既存障害と加重障害のまとめです。 例えば、既存障害12級だった人が今回の事故で7級の後遺障害を残した場合です。 7級の保険金額1051万円から12級の保険金額224万円を差し引いた827万円が保険金額になるとい […]
既存障害の加重障害の計算方法(後遺障害慰謝料について)
今回は、既存障害がある場合の後遺障害慰謝料です。 前々回(→こちら)と同じく、既存障害12級だった人が7級の後遺障害を残した場合を例に考えてみます。 まず、自賠責の保険金額と同じ発想でいくと、7級の裁判基準1000万円か […]
自賠責の加重障害の計算方法
前回、既存障害の加重障害について、逸失利益の計算方法が簡単ではないことを説明しました。 これに関連して、例えば、既存障害12級だった人が7級の後遺障害を残したという前回の例の場合、7級の保険金1051万円から12級の保険 […]
既存障害の加重障害の計算方法(逸失利益について)
前々回(→こちら)、既存障害と今回の事故による後遺障害が同じ等級の場合を考えてみました。 損保会社は、今回の事故による後遺障害を、賠償の対象とはしません(要するに、非該当です。)。 では、本来の加重障害である、既存障害よ […]
交渉ではどうにもならない既存障害
前回、既存障害と加重障害について、損保会社との交渉ではどうにもならないので、裁判しかないと説明しました。 今回は、それはなぜかということです。 損保会社は、後遺障害について、調査事務所の判断に従います。 この調査事務所が […]
既存障害と加重障害
以前に事故にあっていて、そのとき、後遺障害の賠償を受けていた場合、その後の事故で後遺障害が認められても、以前の後遺障害の分は、今回の事故では賠償を受けられないと言われることがあります。 それが、既存障害の加重障害という考 […]
付添看護の額と人数
近親者の付添看護が必要だとして、その付添費は、自賠責の基準だとわずかです。12歳以下の子どもの付添で1日4100円、子どもでなければ、1日2050円しか認められません。 これに対し、裁判所が認めるのは、一般に1日6500 […]
医師が付添看護の必要性を証明してくれない場合の入院付添費
入院した場合の損害の項目に「入院付添費」があります。 日額の問題もあるのですが、今回は、どのような場合に入院付添費が認められるかという問題です。 損保会社に提出する診断書を見ると、「付添看護を要した期間」という欄がありま […]